【岩手】宮沢賢治だけじゃない!岩手県「遠野」のカッパグルメ(?)3選

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北海道を除けば日本で一番大きい県・岩手県。

スケールの大きな自然に恵まれた土地柄に、
盛岡を中心とした近代化の波が来た時には
その自然と文明との関わりの影響なのか、
宮沢賢治や石川啄木など情緒豊かな文学者を輩出していますね。

寒冷地であるための農業での苦しい歴史や、
それを科学の力で克服して来た実績もあり、
元は荒地だったところを人工的に土壌改良してできた
小岩井農場は、いまや特大のレジャースポットに。

そんな独特の文化を持つ岩手の中でも、
特に象徴的な「民話・伝承」の聖地と言えば、
宮沢賢治の故郷・花巻にも近い、「遠野」です。

民俗学の父と称される柳田國男がまとめた『遠野物語』には、
河童、座敷わらし、雪女などなど
日本人であれば誰でも子どもの頃に聞いたことのある昔話が満載。

特に「カッパの里」として有名で、
カッパにまつわる伝説の観光スポットがあちこちにある不思議な町なんです。

2009.08.12 遠野 カッパ渕
カッパ淵 posted by (C)ひでわく

「カッパ捕獲許可証」(1枚210円)が販売されているほど
カッパの気配が漂う「カッパ淵」のある常堅寺は
訪れないわけにはいかないでしょう。
狛犬まで頭がカッパのようなお皿になっているのは必見ですよ。


さて、ところで、実は遠野はグルメまでも独特。

岩手県を代表する盛岡市のグルメには、
冷麺、ジャージャー麺、わんこそばの3大麺がありますが、
遠野も負けじと自慢の3大グルメがあるんです!

今回の記事では、その民話の里・遠野のグルメを特集します!

 

<バケツを使う?遠野ジンギスカン>

北海道以外にも、「焼肉といえばジンギスカン」な地域が
あるってご存知でしたか?

遠野の地域は、大正時代からホームスパン(羊毛の織物)の一大産地で、
現在では全国のホームスパン生産額の8割を岩手県が占めます。

そんな羊をたくさん飼っている土地柄に、
終戦後、従軍した満州での羊肉の美味しさが忘れられない
安部梅吉さんという人物が始めたのが、精肉店を兼ねる食堂。

羊肉を食べることは当時の日本人には馴染みがなく
始めは敬遠されがちだったそうですが、
店主自ら羊肉の味に合うように開発したタレが評判になり、
いまや「あんべ」は多くのファンを抱える人気店になりました。

その後、時代の流れで羊の飼育はされなくなりましたが、
輸入肉に切り替えるときには信頼できるバイヤーを厳選し、
品質を保つ準備をしっかり行っていました。
そうして新鮮な肉を仕入れるので、仔羊肉のラムはもちろん、
成獣であるため一般にクセが強いと言われがちなマトンも
臭みがない上品な味と絶賛され続けています!

お肉だけではありません。
あのジンギスカン特有の山なりの鍋には、
脂を塗った後に鍋の頂点に置き、
縁の方に野菜をのせて焼くというスタイルに特化したもの。
野菜もたっぷり食べることができて、ヘルシーなことでも人気ですね。

そもそも羊肉は鉄分豊富で低カロリー、
その上カルニチンという成分が脂肪を燃焼させるそうで、
健康志向な人たちにも認知されてきました。
いまや遠野では「あんべ」を始めいくつかの人気店で味わうだけでなく、
家庭に持ち帰って食べる習慣も根付きました。

そしてさらに「遠野”ジンギスカン”物語」はここで終わりません。

この写真にあるとおり、「ジンギスカンバケツ」なるものが。

東北の地域社会の名物といえば野外で食べる芋煮会ですが、
ジンギスカンも同じく野外で食べる要望が多いもの。
(バーベキューと同じですね)

山に囲まれた地形のため、そこへ七輪をたずさえて悪路を走ると、
よく割れてしまって困ることが多かったことから、
これも「あんべ」の2代目が考案したそうです!

穴を開けたブリキのバケツに固形燃料を入れ、
岩手名産の南部鉄器でできたジンギスカン特有の鍋を乗せて
家族や地域の仲間で羊肉と野菜を突き合うスタイルなんですね。

そうして遠野のソウルフードとなったジンギスカン、
肉の臭みに敬遠がちな方も、遠野に訪れたらぜひお試しあれ!

 

<ひっつみ>

ひっつみ定食(道の駅・石鳥谷【岩手】)
posted by (C)jyakou

江戸時代までは夏が寒い年には飢饉もあるなど
農業の面で苦労してきたとはいえ、
生産技術が安定して来た現代では逆に、
昼夜の寒暖差が大きい盆地という地形を活かして
糖度が高くて滋味深い野菜が作られています。

その土地で育った食材を、その土地に合った方法で食べる
”土産土法”で遠野を味わうなら、「ひっつみ」がぴったしです!

「ひっつみ」とは、別名「とってなげ」とも言われる
すいとんの一種で、よく練った小麦粉を薄く引き伸ばしてちぎったものを
鶏ダシのスープに入れた煮物料理です。

小麦の生地を手で千切る、という動作を「ひっつむ」といい、
さらにそれを「とって」鍋に「投げ入れる」ことから、そんな名がつきました。

あっさりとした鶏のスープに、
うまみたっぷりの地元野菜とともにいただけば、
寒い気候でも身体が芯からほかほか温まりますよ!

「ひっつみ」は遠野の郷土料理なので、
多くの飲食店のメニューにはありますが、
確実に食べるならここ「伝承園」にある御食事処がオススメです。

「伝承園」はJR遠野駅から自転車で30分弱のところにある
伝統の造りの家が再現された郷土歴史博物館。

地元の語り部による異世界に迷い込むような昔話を聞けたり、
食事もできてお土産も売っています。
時間がゆったり流れているような感覚になり癒しスポットでもありますね。

 

<『美味しんぼ』でも大絶賛!暮坪そば>

最後にご紹介するのは、遠野の伝統野菜「暮坪かぶ」。

見た目は大根なのに味はカブという一風変わったものですが、
「究極の薬味」「幻の薬味」とも言われているんです!

ほのかにえぐみがあるのに爽やかな風味をもち
少しあとを引くような特徴的な辛味は、
わさびや辛い大根がお好きな人には最高にマッチするでしょう。

その暮坪カブの薬味を味わえるお蕎麦屋
確実に食べられるのが「ばんがり 伊藤家店」というお店。

ただし、「ばんがり」と名のつくお店は遠野市内に3つあり、
バイパス沿いにある「中華そばの店ばんがり」と
駅からすぐの商業施設にはいっている「ばんがり とぴあ店」は
ラーメン専門なのでご注意を。

「ばんがり 伊藤家店」も遠野の中心部にあり、駅から徒歩圏内です。
「遠野そば」と呼ばれるそばも、麺は少し太めで歯ごたえがあり、
田舎蕎麦のイメージに近いですね。
その食感と風味には、暮坪かぶの薬味がまさにぴったりなので、
ぜひ「究極の薬味」をご賞味あれ!

 

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以上、岩手県の遠野グルメ特集でした!

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