
こんにちは!
旅行ライターのトラベル太です。
『格安旅行ならTakeOff』では、
ただただ「安い!」というだけではなく、
コスパに優れた「オトク感」満点の
オススメスポットをお届けします!
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山梨県には、雄大な富士の四季折々の姿を
間近に堪能できる場所がたくさんあります。
『富嶽三十六景』と言えば、
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による版画のシリーズもの。
『富嶽百景』と言えば、
太宰治による小説作品のこと。
ニッポンの象徴、あの美しい姿の富士山は、
様々な位置・構図・角度から眺めたくなるものですよね。
そしてこの記事では『富嶽三景』と題しまして、
花・水・人工物とのそれぞれ3つの組み合わせで、
特に見晴らしの良いスポットをまとめてみました!
<花:「富士芝桜まつり」>
富士山がくっきり言える場所に位置している
かつてオフロードコースだった広大な敷地に、
80万株ものシバザクラを植え、
一大名勝地へと生まれ変わりました。
2万4000㎡という首都圏最大級の花畑が
国内外問わず毎年多くの人を集めるので、
ピークシーズンには通称「シバザクラ渋滞」も・・。
晴れ渡る空の深い青、
山肌の淡い灰緑色、
冠にいだく残雪と浮かぶ雲の純白、
シバザクラ6種類の少しずつ違うピンク色。
手前の地面に広がる無数の花々に
背後に雄大にそびえ立つ富士。
近景と背景で、鮮やかに映える色の組み合わせ、
その競演はまさに絶景の一言。
会場の西側に位置する地上3.8mの展望台から
広い会場全体のシバザクラと富士を一望できます。
さらに、園内に作られた竜神池では
逆さ富士も見られますよ。
例年4月なかば~5月いっぱいに開園し、
入場料は600円。
B級グルメ日本一の富士宮焼きそばを筆頭に
「富士山うまいものフェスタ」で
富士山周辺の名品でお腹を満たし、
当代一流のパフォーマーが集まる
「富士山大道芸フェスティバル」では
驚きとともに楽しい時間も過ごせます。
GWの時期は渋滞を避けられないですが、
思い出いっぱい、シャッターチャンスいっぱいの
イベントに、なんとか工夫して駆けつけたいですね!
<水:「千円札の富士」>
By Shift, CC BY-SA 3.0, Link
富士五湖と言えば、河口湖・山中湖は有名ですが、
残りの3つはご存知ですか?
西湖(さいこ)、精進湖(しょうじこ)、本栖湖(もとすこ)
ですね。
中でも本栖湖は、
富士五湖の中で最も水深が深い(121.6m)のに、
湖底が見えるほど透明度が高いきれいな水!
晴れた日には瑠璃色に輝く水面に近づくと、
神秘的な美しさのエメラルドグリーンに。
さらに虹が観られることも多いなど、
大自然の豊かさが存分に感じられます!
加えて、日暮れ時に夕日に赤く染められた富士と
湖のセットも感動的ですよ。
やはり最も人気の時期は
桜の開花か、その後の新緑のシーズンではありますが、
初日の出や紅葉も美しいので見どころは年中でしょう。
湖面に逆さ富士を映した構図が
千円札の裏側の図版に選ばれている風光明媚な地点は、
「中ノ倉峠展望台」という30分ほど登山の必要がある場所。
その他にも、県道709号線沿いの身延観光案内所、
民宿「浩庵」前の案内板がオススメの撮影スポットです。
本栖湖の神秘的な光景は知る人ぞ知る、
という感じでのマイナーどころのようでして、
なぜかレストランやホテルがほとんどなく
キャンプ場やボートスポーツができるところがちらほら。
そんな穴場でしたが、最近は
『ゆるキャン△』という人気アニメの舞台になっており
(アウトドア趣味の女子高生のゆるやかな日常を描いた作品)
「聖地巡礼」に訪れるファンも増えてきたようですね。
<人工物:「新倉山浅間公園」>
五重塔と富士山のコラボレーション。
この構図を見たことがある人は多いのでは?
日本版ミシュランガイドの表紙となったこともある、
「THE JAPAN VIEW」ということで、
外国人観光客が特に多い名所となります。
場所は、標高1180mの新倉山(あらくらやま)の中腹。
新倉山浅間神社の境内も含む公園です。
398段の階段を上ったところに建つ五重塔は
戦没者の慰霊をするための「忠霊塔」。
実は仏塔ではないんですね。
「人工物」という言葉の響きはイマイチかもしれませんが、
富士吉田の市街地と富士山を一望できるこの場所は、
雄大な自然そのものである富士山、
人の営みの集まりである市街地、
人の祈りの象徴である忠霊塔、
このコントラストを同時に堪能できる希少なスポットです!
さらに、和風情緒あふれる五重塔と、
春には園内の約650本のソメイヨシノとともに
ニッポンのシンボル富士山が見られる
まさに日本らしい景色なので、
海外からの評価が高いのもうなずけますね!
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以上、山梨県の富嶽三景の紹介でした!
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